2019年5月29日水曜日

番組紹介


シリーズ「教室の声なき声」、第2回は増え続ける「不登校」について生放送で考える。去年、教育の現場で新たな課題が表面化し、関係者に衝撃を与えた。「登校しても教室に入れない」「教室で苦痛に耐えているだけ」という、“隠れ不登校”ともいえる中学生が推計で約33万人もいることが明らかになったのだ。
不登校の約11万人に加え、計44万人にも上る中学生が“学校へ行きたくない”と考えている現実。いま、こうした声を学校への“NOサイン”だと捉え、公教育の枠組みを大きく見直す模索が広島県で始まっている。去年4月、福山市の公立中学校に「校内フリースクール」を設置。さらに、子どもたち個々の違いを尊重する教育で知られるオランダの現場を視察し、公立学校への導入を決めるなど、新たな施策を次々と打ち出している。
番組では、学校現場の模索を1年間にわたり密着取材。さらに、日々子どもたちと向き合うNPOと連携し、生放送で中学生たちの声を集めるなど双方向の演出も取り入れながら、“教室の声なき声”に耳を傾ける。

田原本町親の会


不登校『ほっ』とネット