2018年12月6日木曜日

いなほ🍀便り

こんにちは😃
前にもご紹介した番組「100分で名著」(毎週月曜22:25〜22:50再放送有)
今月はフランス哲学者スピノザの「エチカ」です☝️予備知識も全くなく、ボヤーっと録画を見てたら「これって私たちにピッタリやん!」と思わずいなほ便りで紹介したくなりました😊「エチカ」を直訳すると「倫理学」。つまりこの本は「人はどうやって生きればよいか」を問うた本です。番組全てを文字に現すことはできないので、私なりの解釈で抜粋させて頂きます。
私たち親は、子どもの行動に対して、皆と同じ行動を取れることが「善(完全)」皆と同じにできないことが「悪(不完全)」と見なしがちです(-。-;    だからどうすれば普通⁈になれるんやろうと思い悩みます。
スピノザ哲学では、善悪の定義を「その人の活動能力を増大促進させるものがであり、減少阻害させるものがだと捉えています。例えば神戸牛ステーキ!体力をつけたい人には善だけど、お腹を壊している人には悪ですよね😅すなわち、すべては組み合わせ次第であり、そのもの自体に善悪はないということです。「学校とうちの子」「ゲームとうちの子」「サッカーとうちの子」その視点から善悪を再定義すると、うちの子の活動能力はどうやったら高まるか⁈を考えることが親にできることかもしれません。
枠や一般的観念に囚われず、喜びの感情を高めることが、自尊感情に繋がり生きることへの希望にもなる。結果的に学校を楽しむ子もいるし、他の道を選ぶ子もオッケーになると思います。お子さんだけでなく、私たち自身も自分のために心がけたいことですね😚
「エチカ」自体は読み解くことがもの凄く難しい本だそうです😭テレビの力を借りないと💦残念ながら1回目の放送は終わってしまいましたが、来週月曜日よかったらご視聴くださぃ🙇‍♀️

では今月の予定です🌈
🎄フードコートおしゃべり会
12月7日19:30以降
天理BIGフードコート
🎄いなほcafe(小中学生保護者)
12月15日(土)9:30〜11:30
天理市教育総合センター
🎄心の健康フォーラム
〜対話でひらく「合理的配慮」〜
12月16日(日)13:00〜16:30
帝塚山大学園前キャンパス
主催  奈良県臨床心理士会
詳しくはブログにチラシを載せています
(AM)天理市不登校を考えるつどい(PM)いなほ定例会
君の居場所はきっとある!合同説明会

全てお問合せは奥村または
天理市教育総合センター
0743-63-0316まで

                       🐢おくむら  ゆきこ🐢

2018年12月1日土曜日

香芝定例会

香芝ほっとネットワーク

香芝市定例会
不登校・行き渋りの子供を持つ保護者の集まりです。子供は小・中・高・成人様々です。

自分の体験を話し、人の話を聞き…
その中から何か気づきをもらっています。
お気軽にご参加下さい。
事前予約は不要です。(無料)

次回案内

(H30)12/4(火)
(H31)1/9(水)
10〜12時
香芝市中央公民館
視聴覚室(2F)

月1回土曜日もお茶会やってます。
1人で悩まず(悩んでない方も…)
一度、経験者の話を聞きに来てください。

2018年11月1日木曜日

いなほ🍀便り

こんにちは😃
今日は新聞記事より~
「リフレーミング」一言で言うと「枠組みをかえる」ということですが、「考え方やものの見方をかえて別の視点でそのことを捉えてみる」ということだそうです。
ひとつのことを一定の方向ではなく、様々な方向で見ることが、そのことを全体的に捉えて把握するのに大切である。とも書かれていました。
人間はどうしても自分が見たい(聞きたい)ところだけを見て、見たくない部分には光を当てようとしない。それは当然のことで、全てを見たり聞いたりすることはできない。だからこそ、自分が今捉えていることは、そのことの一部かもしれないと自覚することが大切なのではないでしょうか⁈独りで悩んだり、同じ考えの人とだけ繋がっていると別の視点に気付かずにやり過ごしてしまう。~
そういえばこの夏、うちのちっちゃな畑にシシトウとピーマンが隣同士で植えられていました。私は収穫専門だったのですが😅上から見て見つからなかったシシトウが、横から見ると見つかったり、頭の中でシシトウを思い浮かべて探していたら、目の前にあるピーマンに気付かなかったり
これって「リフレーミング」じゃん!😳なんて考えていました。
いなほの会で、ずっと私の心に残っている逸話があります。「中学、高校と不登校を繰り返すんです😢」その親の悩みに対してカウンセラーは「何度でもチャレンジできるお子さんですね💫凄いじゃないですか!」と応えたそうです。その子は今、元気に社会人になっています🌈
お子さんの言動にも先入観や親の価値観だけではなく「リフレーミング」してみると、面白いことが見えてくるかもしれませんね。試してみて😊

さて11月の予定です👍
🍁いなほcafe(高校生成人ご家族)
27日(火)13:3015:30
天理市御経野コミュニティセンター
参加費  100 マイコップ
天理市教育総合センター
0743-63-0316
🍁多様な学びと自立のあり方~フリースクールで学んだ経験から~
4日(日)13:0016:00
フリースペースSAKIWAI
参加費  500
奈良NPOセンター0742-20-5027     
🍁不登校ひきこもりを経験した若者かまったり語り合う会 
17日(土)13:0016:00
奈良教育大学
参加費  500
naraminken2017@gmail.com
🍁マザーリーフフォーラム「不登校を温かく見守るための向き合い方」
18日(日)13:0016:00
大和郡山市市民交流会館 
参加費  500


                      🐢おくむら  ゆきこ🐢

2018年10月20日土曜日

香芝ほっとネットワーク定例会

香芝市定例会
不登校・行き渋りの子供を持つ保護者の集まりです。子供は小・中・高・成人様々です。

自分の体験を話し、人の話を聞き…
その中から何か気づきをもらっています。
お気軽にご参加下さい。
事前予約は不要です。(無料)

次回案内

10/31(水)
10〜12時
香芝市中央公民館
視聴覚室(2F)

月1回土曜日もお茶会やってます。
1人で悩まず(悩んでない方も…)
一度、経験者の話を聞きに来てください。

2018年10月18日木曜日

いなほ🍀便り

こんにちは
今年の夏は暑過ぎて、秋は訪れるのかしら…?と心配していましたが、めっきり秋らしくなってきました。自然の力って、良くも悪くも凄いですね。
稲刈りの季節です️今更ですが、私たちの「いなほ」という名前の由来を少しお話します
私が小学生の時、担任が「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という諺をよく用いていました。直訳?すると「稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。」ですよね!
私たち親の会のネーミングをする時
その意味に加えて
お日さまの恵み、雨の恵みを受けながら、それが時には厳しすぎる時もあるけど
決して折れず、風が吹けば自然に身を任せ、大自然をいっぱいに浴びて黄金色に輝く稲穂。
逞しくも謙虚に、稲穂ようにさまざまな体験を通じて、人として成長していきたい。
そんな思いを込めました。
これからも皆さんと共に、お互いに寄り添える会でありたいと願っています。
ご希望などあれば、いつでも声をかけてくださぃね❣️

いなほcafe小中保護者対象
10月20日(土)9:30〜11:30
天理市教育総合センター
*次回成人ご家族対象いなほcafeは11月27日です
参加費  100円
お問合せ  天理市教育総合センター
                 0743-63-0316
登校拒否を克服する会つどい
10月28日(日)10:00受付
講演10:30〜12:00
「いのちと自己肯定感は愛で育つ」
講師   高垣忠一郎  氏
交流会13:00〜15:30
全体会15:45〜16:30
場所  奈良教育大学
参加費  500円
お問合せ  0745ー78ー6967(油上さん)
不登校・ひきこもりを経験した若者が
「まったり語り合う会」
11月17日(土)13:00〜16:00
10分間のアカペラコンサートの後
トークセッション
場所  奈良教育大学
参加費  500円
マザーリーフ フォーラム
11月18日(日)13:00〜16:00
・講演  「不登校を温かく見守るための向き合い方」
講師    臨床心理士  川居利有 氏
・経験者の体験談
場所  大和郡山市 市民交流会館
           (JR郡山駅すぐ)
参加費  500円

詳しくはブログをご覧くださぃ。
http://naraparentsnet.blogspot.com/?m=1


                      おくむら  ゆきこ

不登校・ひきこもりを経験した若者が「まったり語り合う会」



2018年10月3日水曜日

いなほ🍀便り


こんにちは
秋らしい気候になりましたね。私は秋が大好きですでも毎週の台風や自然災害には心が痛みます。皆さまお気をつけくださいますよぅに。
天理市の勉強会に参加しました。テーマは「若者の元気を引き出す家族支援について」
全てお伝えしたいところですが、特に心に残った言葉を一節

支援をする時は、不登校に限らず…「その人が問題」なのではなく、「その人は問題に苦しめられている」と考える立場をとる。人が問題ではなく、問題が問題である

解決の方法に迷った時…
昼夜逆転、ゲームやスマホの使用の是非、勉強の仕方や働き方など、色々な価値観や考え方があり、それぞれ大切なことです。しかし、うまくいかないやり方を続けることで、更に問題がこんがらがってくることもあります。そんな時は
「正しいやり方よりもうまくいくやり方を探していきましょう!」
なんだか気持ちが軽くなるような気がしませんか?

さて10月の予定です
いなほcafe小中保護者対象
天理市教育総合センター
*次回成人ご家族対象いなほcafeは11月27日です
お問合せ  天理市教育総合センター
                  0743-63-0316

登校拒否を克服する会つどい(下記画像貼り付け参照)
10月28日(日)10:00受付
「いのちと自己肯定感は愛で育つ」
講師   高垣忠一郎  氏
交流会13:00〜15:30
全体会15:45〜16:30
場所  奈良教育大学
参加費  500円
お問合せ  0745ー78ー6967(油上さん)


                       おくむら  ゆきこ

登校拒否を克服する会 奈良のつどい


2018年9月12日水曜日

いなほ🍀便り


こんにちは

☂️いなほcafe(小中保護者)
9月15日(土)9:30〜11:30
天理市教育総合センター
☂️いなほcafe(高校成人ご家族)
9月21日(金)19:00〜20:30
御経野コミュニティセンター
以上お問合せ
天理市教育総合センター
0743-63-0316
☂️講演会
「生きにくさを抱える若者とは」
講師 山田静代氏
9月16日(日)14:30〜17:00
大和高田市コスモスプラザ
0742-27-8608
☂️公開講座「心とからだを繋ぐワークショップ〜心地よい関係作り体験」無料
10月5日(金)13:10〜14:40
帝塚山大学学園前キャンパス
申し込み 0742-41-4937

先日「ウワサの保護者会スペシャル〜学校に行かない選択」を視聴しました。
現在学校に行っていない中学生3人と学校に行かない選択をした20代の若者4人の対談形式で放送されていました。
合間には番組として、現在の学校の形がとられるようになった時代背景や専門家の意見も盛り込まれていました。

中学生からは、周囲に申し訳ない、皆と同じ行動(普通?)ができない自分はダメなんだ!という言葉が多く発せられるのに対し、若者たちの表情からは活き活きとした瞳の輝きが感じられました。
似た体験をした人たちなのにたった10年近くの間にどんな変化があったのだろう

それは多感な時期に悩み、苦しみ、考えて勝ち取った自己肯定感と生きる目的を見つけた自信から溢れてくるもののような気がしました。不登校は負け組ではないんだ!と今更ながら実感しました❣️きっと中学生の子ども達にも勇気を与えてくれたことでしょう。
ただそこまでの道のりは親子ともに厳しいものがあります。

現在の授業の形は明治時代から。イギリスの産業革命を受けて、日本でも産業の発展・軍事力の強化を目的に多くの子ども達の識字率を上げ、万民に等しい教育を受けさせることだったそうです。それから100年以上が経ちました。社会が変わり、学びの形も変わらなければいけない時期なのかもしれません。2016年教育機会確保法が制定され、国もそれを認めています。

この法案について専門家は…
21世紀になって、産業社会は皆と同じものを作るとか、指示命令で動くのではなくて、どんどん新しものを提案するとか、コミュニケーションの中からヒントを求めてくる…
社会に入っていって、何がニーズなのか?必要なのかを探してくる。そういうものが切実に求められるようになってきた。
学校とか教育というのは、子ども達にこんなことをやってみたい!これ面白そうだ!という夢を描かせることが理想。そのことがやれなかったら、学校は拒否されていくのではないか。

子どもの、親としては動揺しますこれはあくまで私の個人的な意見ですが…
ある意味、身体が学校を拒否しているお子さん達は「なんかわからんけど何かが違う!」という最先端の考え方を持っているのかもしれません。ただ、少数派であり、違和感を伝える術がわからないので不登校になる。
不登校の形は様々ですが、悩み、苦しみ考えることは悪いことではないと思うのです。
そんな時、親は(どうしてこの子は学校に行かないんだろう?どうして皆と同じにできないんだろう?)と葛藤するのではなく、自己否定をしている子どもに対して親は(この子は何を求めているのだろう?幼児の時の笑顔を取り戻すためにはどうすれば良いのだろう?)と子どもをまるごと受け入れることができればいいですね


                             おくむら ゆきこ