2016年1月28日木曜日

奨学金

高校に通うとき、いろいろな支援金や奨学金制度があります。

❖高等学校等就学支援金制度とは 

  家庭の状況にかかわらず、全ての意志のある高校生が対象。
  家庭の教育費負担を軽減する制度。返済は不要。
  学校設置者(学校法人等)が生徒本人に代わって受け取り、授業料と相殺される。
   ※生徒本人や保護者が直接受け取るものではない。
   ※授業料と就学支援金との差額については、負担いただく必要がある。
 
. ○受給するために必要な手続き
   ① 申請手続き(4月の入学時)
      ・申請書(進学先の高校で配布される)
      ・課税証明書など保護者の所得を証明する書類として都道府県が定める書類
   ② 届出手続き(毎年6月~7月)
      ・届出書(進学先の高校で配布される)
      ・課税証明書など
  ○金額・・公立高校全日制の場合 11万8,800円/年
         ※私立高校の場合、保護者の収入によって変わります。


❖高校生等奨学給付金とは
  授業料以外の教育費負担を軽減するため、支援の必要な世帯の生徒に対する給付金
  返済は不要

   ○対象となる人・・平成26年度以降に高等学校等に入学した者のうち、
            保護者、親権者等が県内に在住する非課税世帯(生活保護世帯を含む)
   ○受給するために必要な手続き・・必要な書類や提出時期は、入学後に学校から連絡がある
   ○金額 32300円~138000円/年(保護者の収入によって違います)


❖奈良県私立高等学校授業料軽減制度とは

  私立高等学校等(通信制を除く)に通う生徒の保護者の経済的負担を軽減するために、
  授業料の一部を助成する制度。返済は不要。

   ○対象となる方
     ①保護者が奈良県に在住していること
     ②奈良、大阪、京都、兵庫、滋賀、三重、和歌山の私立学校等に在学していること
       (全日制及び定時制の学校が対象)
     ③補助を受ける年度の9月30日に、生徒が在籍していること
     ④住民税の額が一定基準以下である方

    ○支給方法
      学校設置者(学校法人等)が生徒本人に代わって受け取り、授業料と相殺されます。
       ※生徒本人や保護者が直接受け取るものではない。
       ※授業料と就学支援金との差額については、負担いただく必要がある。

    ○受給するために必要な手続き・・入学後、高等学校等から申請書が配布されます。
    ○金額 12000円~49000円/年 (保護者の収入によって違います)


 ❖その他

  返済が必要な奨学金制度としては・・
    ○就学支援奨学金・・・奈良県教育委員会事務局学校支援課 授業料奨学金係
    ○育英奨学金・・・奈良県教育委員会事務局学校支援課 授業料奨学金係
    ○生活福祉資金(教育支援資金)・・奈良県社会福祉協議会生活支援課
    ○母子、父子並びに寡婦福祉資金(修学資金)
       ・・奈良県健康福祉部こども・女性局 子ども家庭課
    ○日本学生支援機構奨学金・・在学する高校に問い合わせる

   各制度の詳細については、それぞれの問い合わせ先にご確認ください。